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家庭教師のシニア|札幌家庭教師派遣センター

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中学入試で思うこと・・・・

先日も、来年、中学受験予定の、現在(家庭教師を)検討中のご父兄の方とお話をさせていただく機会がありました。志望校の傾向並びに対策等いろいろとご説明させて頂きました。

たとえば、算数の計算問題ひとつをとっても、その学校ごとに特色、特徴というものがあり、学校側も、他校との明確な「違い」を打ち出し、学校ごとの『オリジナリティ』を見ることがでます。

我々は、とにかく、担当させてもらった生徒を何が何でも合格させるべく、指導させて頂きます。

一方、学校側は、生徒の真の学力を診るをみるために、いろいろな角度から、入試問題を作成します。
生徒側は、塾、家庭教師もしくは自力でしっかりと準備し、入試に臨みます。
本当は、子供たちの『真の学力』を診る試験が、いつの間にか『ふるいにかける』試験になってきてしまっているのではないでしょうか?
生徒側も、この試験に対して、相当のトレ-ニングを積み、万全の体制で臨みます。学校側も、さらにふるいにかけるべく、難易度の高い問題を作成していきます・・・・・・。

このような現状の中で、我々も、試験に合格するための、知識、技術を指導していきます・・・・・。
いつの間にか、『本質、根っこ』よりも『正解を導くこと』を優先させ、パタ-ン主義になってしまいます。
真の学力より、解けることを優先させてしまいます。
これは、我々、家庭教師のみならず、進学塾で指導される講師の方々も、同じジレンマに陥るところだと思います。

徹底したパタ-ン主義でトレ-ニングされてきた生徒ほど、入学後の、『伸び』はいまひとつです・・・・・。
合格できればいい・・・・・ではなく、入学後の6年間を見据えて、真の学力を養成するのが、我々の使命であると改めて、思いました。・・・・・。

抽象的な話が続きましたので、次回、具体的な、問題を通して、私の言う「パタ-ン主義」『本質、根っこ』について説明させて頂きたいと思います。
by senior-sk | 2010-06-21 15:20 | シニアスタッフの徒然日記
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