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家庭教師のシニア|札幌家庭教師派遣センター

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日本人であることをリセットすること

高校英語で学習する『仮定法』、『完了形』などは、誰でも知っているのですが、これを上手に使えている生徒は少ないです・・・・・・・。
なぜなら、日本語で、これに、ピッタリと対応する表現がないので、この『ニュアンス』を身体で覚えていくしかない・・・・と考えています。

そもそも、世界中に存在する数ある「言語」のなかで、「日本語」ほど“適当な”言語はない・・・といわれています。
その、世界一適当な言語体系を使っている、我々日本人が、英文法だ!!長文読解だ!!リスニングだ!!といっても、無理はありますよね。

逆に、外国人が、日本語を勉強しようとすると、日本語ほど難しい言語はない!!といわれてます。
そりゃそうです、日本語は、世界一適当な言語なんですから・・・・・

では、なぜ、日本語だけが、こんなにも適当なのか?・・・・・・これは、日本の歴史をひもとくと、見えてくると思います。日本は、過去に外敵の侵入を受け、植民地化はしていません。過去から、日本独自の、言語である「日本語」のみをずっと使い続けてきました。
「目でものを言う」「沈黙は金なり」「こんなことは、言わなくても君ならわかってくれるだろう」等々は、日本独自の文化、風習です。このようなものは海外には存在しません。
ですから、日本語には、例えば「英文法」のような、明確なル-ルを設ける必要はなく(実際には存在しますが・・・)そんなことを言わなくても、わかるだろう的な空気が漂っていたのです・・・・・・・・

一方、英語をはじめとする、ほとんどの外国語は、西洋に代表されるように、異民族間の争い、征服し、征服され、そして、異民族間の異なる言語体系の融合・・・・・・このような歴史の中で、明確なル-ルが必要となり、話し言葉、書き言葉においては、細かな取り決め(ル-ル、今で言う文法)がないと、相手に伝わらなかったのです。

何か、書いているうち、話が、とても大きくなってしまいました・・・・・・・・・・・・・

英語が上達するポイントは、まず『我々が日本人である』ということをリセットすること!!
これは、いつも生徒へ伝えていることです。
by senior-sk | 2010-07-16 15:38 | シニアスタッフの徒然日記
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